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建物は、山々に囲まれるように建っているが、東から南にかけての視界は開けていて、実に見晴らしが良い。近くには城原川が流れ、吉野ヶ里公園があり、遠く熊本方面の山々も遠望でき、自然に囲まれて毎朝、朝日と共に目が覚める。
 

夜景
この建物は、この土地の特徴である見晴らしの良さを最大限生かそうと、2階をメインフロアとし、各部屋から景色が眺められるよう計画した。

団欒の間 
ドアを開けると、一気に視界が広がる。バルコニーの奥行きは1間あり、部屋の広がりも感じさせてくれる。3間の開口部も一役買っている。障子以外の木製建具は雨戸も含めて全て戸袋に引き込まれる。

団欒の間
使用している構造材は、ほとんどが佐賀の木で、中でも柱は”さがの木”といわれる木材。県が環境問題や地場産業の育成の観点から促進している材料。

夕方の団欒の間 
この建物は、オール電化住宅である。そのため、まず第一に台所には、IHクッキングヒーターを据えているので、インテリアについては内装制限がなく、ご覧の通り木材等を使う事が出来る。団欒の間と一体として寛ぎの場として考えているので、非常に有効である。第二に、かなり割安な深夜電力を使って、冬場の床暖房にはアクアレイヤーシステムを導入している。これは、水を入れたビニール袋を蓄熱体としてシート状の電熱ヒーターで暖めるもので、24時間暖房には適したものです。また、冬場の太陽光は部屋の奥まで差すので、それがそのまま水の蓄熱体を暖めてくれますから、さらに電気代が抑えられます。

夕方の団欒の間
寛ぎの間なので、部屋全体を均一に明るくする必要は無いので、ペンダント、スポットライト、スタンドライトで、必要に応じて照明を点けるようにしました。変化も楽しめ、落ち着いた雰囲気にもなり、非常に気に入っています。

廊下 
天井は、行灯風に地元で作られている名尾和紙を使って作ってみました。マジックテープで着脱可。

団欒の間から玄関方向を見る
スイッチプレートは木製で楢材を使ったもの。地元の木工所で作っているもの。

台所 
最近はシステムキッチンも使い勝手がよくリーズナブルなものもあるが、今回はレイアウトや意匠上のこだわりと、使い勝手や収納条件、コストの面からも既製品では対応できないため、久しぶりにキッチンの設計を行った。

洗面脱衣所
当初は、焼き物の産地、佐賀に住んでいるので有田陶器市を見て回って、洗面器を探したが、理想の大きさで予算の範囲内のものが見つからず、またそれに伴う水栓も結構高価なものだったので、現時点では実験用流しに台所用水栓とした。

浴室

この浴室は、ハーフユニットバスというもので、腰部のみユニットで防水性能が高い作りとなっているものを使用している。その上で、上部は癒しの空間とすべくヒノキを張って落ち着いた感じとなった。水廻りに木を使った場合、よくカビなどが問題となるが、今のところ24時間換気をしているせいか、カビは出ていない。
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